トロンボーン・ユニット・ハノーファー

2008年、ドイツ音楽コンクール出場の際に結成。ハノーファー音楽演劇大学で学んだ8人の若いトロンボーン奏者で構成され、いずれもドイツのトップ・オーケストラに所属する。
メンバーはドイツ国内および国際音楽コンクールにおける輝かしい受賞歴を持つ。ARD国際音楽コンクール、コーン・リンドバーグ・コンクール、マルクノイキルヒェン国際器楽コンクール、アイオロス国際コンクール、プラハの春コンクール、ドイツ音楽コンクール、エルネスト・ブロッホ音楽コンクールや国際トロンボーン協会のコンクールなどで入賞した。
彼らの音楽的な価値観は、ヨナス・ビルント教授による長年にわたる指導によりトロンボーン4重奏、6重奏、8重奏など室内楽演奏に向けられる。その教授法は、豊かな経験から生み出された従来の授業の枠を超えたものだった。
トロンボーン・ユニット・ハノーファーの設立は、とても長い室内楽の追究の論理的帰結とも考えられる。 そして、すべての音楽への愛情と音楽家同士の友情こそが、アンサンブル結成の決定的理由となる。
2008年のドイツ音楽コンクールへの出場が契機となり、彼らの優れた能力は高く評価され、ドイツ・ミュージック・カウンシルから助成を受けられるようになる。以来、若手アーティストによるドイツ連邦選抜コンサートに出演している。2011年、トロンボーン・ユニット・ハノーファーはドイツ音楽コンクールに再び参加し、審査員一致で「36年の歴史の中で、最初で最もユニークなトロンボーンアンサンブル」として優勝した。それ以来、国内外で数多くのコンサートを行っている。 シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、メクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭、バードキッシンゲンの国際音楽祭(Kissinger Winterzauber)、ケルンのドイツラジオのコンサートシリーズ、ベルリンの連邦財務省とオーフスの国際トロンボーン協会のフェスティバルなどに出演した。2011年12月にブラジルの都市レシフェにて行われたヴィルトゥオージ祭では、ゲストとして3回のコンサートに出演し熱狂的評価を得た。そのうちの1回は、伝説のトロンボーン奏者クリスチャン・リンドバーグとの共演であった。2017年秋には初のアジアツアーを開催し好評を博した。
いったんオーケストラの外に出ると、トロンボーンはいまだマイナーだが、アンサンブルの8人のメンバーは、音楽への愛、芸術的表現とプロフェッショナルな活動、そしてとりわけその信頼性を通じて、室内楽におけるトロンボーンの役割を世間に知らせていかなければならない。すでにスイスのジャズプレイヤー、ダニエル・シュニーダーや、ドイツのヴァイオリニスト、ヤン・グレムボツキ、トロンボーン奏者リカルド・モヤからの委嘱作品だけでなく、2015年9月バーゼル大聖堂にてオーストリアの作曲家ゲオルク・フリードリヒ・ハースのオクテットを初演、続いてドナウエッシンゲン音楽祭、2016年ハダースフィールド現代音楽祭でも演奏している。 新しい作品のレパートリーを増やしながらも、既存の作品に順応するのもまたトロンボーン・ユニット・ハノーファーの主な目標の一つである。これはトロンボーンを室内楽楽器として認知させるために素晴らしい編曲をするメンバーの一人、ラーシュ・カーリンの存在なくしては成し遂げられないことである。

各種情報

パート
フレデリック・ベッリ Frederic Belli
 ドイツ、南西ドイツ放送交響楽団首席
マテウス・ドゥヴレツキー       Mateusz Dwulecki
 ドイツ、ハンブルク交響楽団首席
ラーシュ・カーリン     Lars Karlin
 スウェーデン、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団首席
アンゲロス・クリティコス       Angelos Kritikos
 ギリシャ、バンベルク交響楽団首席
トメル・マシュコフスキー       Tomer Maschkowski
 オランダ、ベルリン・ドイツ交響楽団バス・トロンボーン奏者
トビアス・シスラー     Tobias Schiessler
 ドイツ、ニーダーザクセン州立ハノーファー歌劇場管弦楽団永久メンバー
カロル・ガイダ             Karol Gajda
 ポーランド、ポーランド国立放送カトヴィツェ交響楽団首席
ミヒャエル・チュール Michael Zühl
 ドイツ、ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団首席
演奏歴
1945年結成
所属事務所
株式会社プロ アルテ ムジケ
ジャンル
クラシック, プロ アルテ ムジケ
受賞歴
2011年 ドイツ音楽コンクール 優勝
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